やみなべ的掲示板
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いや、こうのとりを把持するのはきぼうのロボットアームではなくてカナダアーム君だけどね。 つうか、こうのとりもっとでかいけどね。 しかし、これだとまるでビール缶のよう・・ 空飛ぶビール缶の異名は伊達じゃない。 なんか、まったく作業がすすまないので、現実逃避しに来た。
きぼう、 ISS(国際宇宙ステーション)の中の日本実験棟。 ISSには欧州とアメリカの実験棟もありますが、きぼうが一番でかい。 とはいえ、きぼうの使用権の半分はアメリカが持っているわけですが。 アメリカのロケットで打ち上げてアメリカのインフラ(電力等の)を使うから、というのが理由。 ちなみに欧州のはコロンバスでアメリカのはデスティニーといいます。 デスティニーか・・・・いい名前だ ロシアの実験棟は今年の年末ごろに打ち上げられる予定らしいよ。 きぼうは主に 船内実験室(胴体の部分)・船内保管室(頭の部分)船外実験プラットフォーム(手前の板)・ ロボットアーム(手) ・船外パレット・衛星通信システムの6つで構成されているそうです。 あんまりでかすぎるんで、シャトルで3回に分けて運んだそうです。で、宇宙飛行士が組み立てたらしい。 中では無重力空間を生かして、流体の実験やったり、宇宙環境が植物に与える影響を調べる実験をやったり、オゾン層を観測したり テレビCMの撮影をしたりしてます。 今年は以下の実験をするそうですが、 なんだかはよくわかりません・・・・^^; 地球超高層大気撮像観測(IMAP) スプライト及び雷放電の高速測光撮像センサ(GLIMS) 宇宙インフレータブル構造の宇宙実証(SIMPLE) EVA支援ロボットの実証実験(REX-J 船外実験プラットフォーム用民生品ハイビジョンビデオカメラシステム で、これらの実験アイテムはこうのとり3号さんが夏ごろ運んでくれるらしいです。
このきぼうと日本を直接つないでた衛星間通信システムが去年夏に壊れてしまい、まだ治ってないらしい。 もちろん、きぼうにはNASAとの回線があるので、通信には困らないらしいのですが、 衛星間通信システムICSがあれば、静止軌道上にあるデータ中継衛星のこだまを通してダイレクトに筑波とつながる事ができるので、いろいろ便利だったそうです。 この、こだまは稼働から10年がたとうとしているので、さすがにそろそろヤバイ(設計寿命は7年)という段階なのに、後継機の予定すら立ってないので、本気でヤバイ・・・ と思われていたのですが、こだまよりも先にICSが壊れてしまいました。 こだまは他にだいちのデータを地上に降ろしてたんですが、この時も「だいちの運用が延長されたけど、こだま大丈夫か?」みたいな事いわれてたのに、だいちの方が先に逝ってしまいましたね・・・ こだまちゃん・・・可哀そうに・・・
http://www.jaxa.jp/press/2012/02/20120215_sac_kibo.pdf さっき書いた実験の中では REX-J(EVA支援ロボットの実証実験)が面白そうだなあ・・・
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