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「やっと起きましたね」 そんな声に・・・・ 「・・・・・・・・・・」 私は今度こそ目を覚ました しかも、今回目の前にいるのは私と同じ年齢くらいの少女 しかも ツノが生えてるのですが・・・・ 「さっきは私の部下が失礼をしたみたいで」 「へ？部下？」 さっきの３つ目の人の事だろうか？ 「えとえと？ここは？」 「ここはダークサイドの王、魔王の城ですよ。貴方は城の近くの幽玄の森で倒れてたんです」 「・・・・・・・・・・？」 ダークサイド？ 魔王の城？？ 幽玄の森？？？ 何それ？？？？ 「それにしても、珍しい服を着てますね？人間がここまで来るのも珍しいですし」 「え？珍しいって、普通の学校の制服だけど？」 「へぇ〜、人間の学校ではそういう服を着ているのですね」 そんな少女の言葉に、私はだんだんと不安が膨れあがって来た。 この少女が夢見がちなコスプレ少女なのか？ さっきの３つ目はお面か何かなのか？ それとも本当に・・・・ 「あの・・・・ココは日本のどのあたりですか？」 私はそう恐る恐る尋ねてみた。 すると、少女は少しの間考え込むような仕草をすると 「日本って何？」 そう答えたのだった 「ところで、同じぐらいの年の女の子が城にいなくて退屈してたんです」 「ほぇ？」 「私の名前はリーシャ。貴方のお名前は？」 「秋雛・・・・・です」 そう これが、私とリーシャの最初の出会いだった・・・・・
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